文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


いい打ち合わせだった

昨日は夕方から打ち合わせがあるので久しぶりに大阪まで行った。
もちろん今GenSが手伝っている免震案件の打ち合わせのためだ。

師匠と担当建築士と学識経験者と私の四人。私以外は当然全員一級建築士だ。まさにサラブレッドの群れの中に紛れ込んだロバ状態だった。なんたってGenSは無学で無資格の文系人間だからね(苦笑)

だけど,免震層の基本計画はすべて私の仕事だし,装置の選定から面圧検討に風荷重や偏心率だって,それに告示波の作成もサイト波に関する提案も私がしたことだから,基本的に私が計画した内容と今後の方針を説明して,それに対して意見をいただくかたちで打ち合わせは進んだ。

最終的には,特に大きな指摘事項も方針変更もなく,概ね提案した内容が受理された格好となった。

ただ上部構造の計画に決して小さくない変更があることがわかり,暫く作業を中断することになった。

打ち合わせ後は,日も暮れてしまったので,そのまま四人で近くの焼肉屋へ,という流れとなった。

焼肉も美味しかったけど,その場に自分が居られることが嬉しかった。必要とされているという実感が何より嬉しい。

来週からは耐震診断用データ作成マシン状態になりそうだから,暫く中断することは私にとっては都合がよかったかもしれない。

「私がSS3データを黙々と作成している間に上部構造をつめていただいて,作業再会のご連絡をお待ちいたしております。m(_ _)m」

お中元

お客様に贈ることはあっても,GenSが戴くなんて夢にも思ってなかったので,月初にお客様からビール(しかもエビス)を戴いてビックリするとともに,心の底から喜びが込み上げてきた。

今月はそのお客様のお仕事をさせていただく予定なので,もしこれまでの仕事にご満足いただけてなかったら,きっと中元を戴くことなどないと思うから,感謝の想いとともに,「よし今度の仕事も精一杯やるゾっ!」って気になってくる。

「本当にありがとうございます」
「これからも精一杯やらせていただきます」

戴いたビールは,暑い日が続いたので既に飲み干してしまいました(汗)

Twitter

最近はどうもブログが疎かになってTwitterに呟くことが多くなった。

理由は実に単純で,相互フォローしていれば会話が成立するから。しかも面識のある方もおられるから,お顔を思い浮かべながら会話できる。そう単純に愉しいからです。

ブログも反応があれば愉しいんだろうけど,今のところ一方通行な感じがして寂しいですね。

足跡

総アクセス数は三千人余り。シェアウェアのダウンロード数は数百にも上る。

だけど,代金が振り込まれたことは一度もないし,評価コメントを貰ったことすら一度もない。それがGenSへの評価だと受け止めるしかない。

哀しいことだが「対価を支払うほどの代物ではなかった」という評価として受け止めている。

だけど,ただそこに見つけただけで嬉しい足跡もある。

昨日は「3000人の吹奏楽」

出演する次女の応援に,妻と二人で京セラドームまで行ってきた。

例によって私はビデオ係りだから,モニター越しだと娘を判別するのは不可能。結局去年と同様にカラーガード隊全員が映るように引いて撮るしかない。

演奏演技は例年以上にレベルの高いもので,親としては観ていてジーンときた。娘の成長して行く姿がとても嬉しく誇らしかった。

年末のマーチングバンド全国大会では,きっと日本一だって狙えるよ!

建築ネタがない(苦笑)

最近,建築ネタがない。

雨ばっかでTAHOE君のグリル交換も放ったらかしだし,半年もオイル交換してない有様だから,営業車の整備ネタもない。ギター弾く気もとっくに失せたしね。

ここ最近は毎日のようにEXCELシートと睨めっこしてるけど,アップロードできそうな汎用ツールを作ってるわけじゃないし,あくまでも当該案件に合わせたカスタマイズだからお客様以外には渡せない。

情報があるとすれば,今日ユニオンシステムさんから長周期地震動作成プログラムのモニター募集のメールが届いて即効で申し込んだくらい。

今やってる免震案件のサイト波をどうするか悩んでたから,ちょうど都合がよかった。借り物を実施設計には使えないけど,長周期地震動ってやつがどの程度のダンパー量を強要してきやがるのか興味津々。

明日は風荷重の確認でもするかな。やっぱりまたEXCELと睨めっこか…

上機嫌〜♪

免震層の基本計画は大筋で合意を得た。

方向性としては見えたから,設計が本格化する前に,風荷重との比較や曲げ戻し計算とか,少しピッチを落として周辺の検討の準備をしておこう。

7月に入ったら,暫くは耐震診断用SS3データ作成マシン状態になるだろうから…。

上機嫌なのは仕事のこともあるけど,今日は若い女性から「たまにブログ見てますよ」ってメール貰ってテンションアップ!

老若男女問わず反応や評価があれば素直に嬉しいけど,とってもいい娘なんで特にですね?!

また呑みに行こうね!(私的なことですみませんm(_ _)m)

方向性は見えた

現状の鉛量でダンパー量は2%もなかった(大笑)。

それでも免震層の剛性は高過ぎる。これじゃ半免震・半耐震だ。鉛で減衰を稼ぐ方向性はない。益々硬くなるだけだから。

やっぱり高軸力で軸力変動の少ない箇所を弾性すべり支承に置き換えて,長周期化かつ減衰性を高める必要がある。

ここ最近のGenSが絡んだ他の免震案件と似たような方向性になりそうだ。

設計としては3%未満でも成立するかもしれないけど,きっと設計の終盤で応答値の調整と長周期地震動対策として,RDTとかの粘性系ダンパーを入れて4%強のダンパー量で落ち着くんだろうな,きっと。

今日は6時半くらいからの業務スタートだったから,既に10時間以上は働いてるな(笑)

もう上がりにしたい(疲)

今朝は4時半に目覚めてしまったから,6時前から事務所に来て働いている。だから既に12時間近くも働いていることになる。

朝陽があんなに紅いとは知らなかった。

ここ最近は私的なことに気をとられ,仕事に身が入ってなかったことを反省し,真っ赤な朝陽に再起を誓った。

おかげで,面圧と偏心率を確認できるようにして,時刻暦応答解析も実施して最大応答値を掴み,面圧がパンクする心配もなさそうなことまで一気に確認できた。

だけど,免震材料の特性変動負側での歪みが250%を超えるので,長期軸力なりに並べた装置径と鉛径=Do/5では足りないようだ。

かといって,鉛量を増やすだけでは上部の応答を上げてしまうので,天然ゴムの一部を弾性すべり支承に置き換えて周期を伸ばし,減衰は別置きダンパーで稼ぐような手が必要になるかもしれない。長周期地震動対策のこともあるし。

っていうか,そんなことを言う前に,ダンパー量が何%なのかも把握できてないから,そっちが先だな。なんたって今日初めて振ったばかりだもんな(苦笑)。

以上の状況報告は電話で行っているから,今日はもう上がりにしたい。

眠いというか目がショボショボして画面を見ていられない。

今日は面圧計算シートの作成

告示波の納品は無事終了して,設計にGOサインが出たから,今日は終日面圧計算EXCELシートを当該案件用に調整してた。

だけど,LRBの復元力特性の計算の中身をよく見ると,BS用のシートの計算式にオイレスの計算式が混ざっていることが判明し,その修正にかなりの時間を要してしまった(汗)。

もちろん,統一設計式だから大きな結果の差異は生じないが,間違いには違いないから気付いた時点で修正しなきゃね。

明日にはすべての調整が終わって偏心率や曲げ戻し計算まですべて出来るようになるはず。たぶん。きっと…
<< 5/14 >>