文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


エンジンがかからない

つい先日のことです。エンジンがかかりません。セルが重いわけでもないし,空回りでもなくクランキングできているのに,全気筒ともまったく初爆が感じられません。かかる気配なしです。
すぐに燃料ポンプを疑いましたが,ポンプは二年前に交換してるしフィルターは毎年交換してる。いつものジーっていう作動音もちゃんと聞こえてる。これは燃料系じゃないな。
色々確認するとC.D.I(マルチスパークなんでM.D.Iですかね)の診断ランプが消えている。こいつが壊れたのかぁと思いながら,それでも冷静にM.D.Iのハーネスを外してストックの状態に戻して再始動。
嘘ぉ〜ん???それでもかかりません。なんでぇ〜???
でもハーネス外すときに気付きましたよ,センターコードの付け根(コイル側)のリーク痕に。
これかぁ〜,ここからの動きは早いですよGenSは(笑)。
いつもお世話になっているお店にセンターコードを発注!新潟のお店なんですがいつも翌日朝には届きます。(WPS様いつもありがとうございます)
いつものように翌日には届いてさあ交換です。でも待てよ,リークしてM.D.Iが壊れたくらいだからFUSEも切れてるはず。さっそく目視とテスターでエンジンルーム内のFUSEを全数確認です。でもどれも切れてない。それでも念のため手持ちのMINI FUSEは全数交換しました。
さぁセンターコードの交換です。前はメーカー不明の安物でしたが,今回はMSD製の上物です。これで治るはず!でもスタータは勢いよくまわるもエンジンがかかる気配なし。
これは困りましたね。リークが原因でFUSEが切れて,コードとFUSEの交換で完治を期待しましたが,どうもそうは簡単に治りそうにありませんね。
本来ならここでプラグに火花が飛ぶか確認すべきですが,出来ないんですよねぇ助手が居ないと・・・。
あんまりスタータを回してもバッテリがあがるという二次被害が拡大しますから,ここは一旦落ち着いて情報収集ですね。

これがお亡くなりになったM.D.I(左の黒い箱)です。
MDI
もしコイルより上流だったら大変というかお手上げですから,イグニッションONでコイル手前まで12Vが来ているかテスターで確認します。
ホっ,来てる来てる。これで点火系のFUSE切れもコイルより上流での断線ではありません。
でも点火系で一抹の不安を覚えるのはクランクポジションセンサーです。これは電話で相談した主治医も言ってました「ボケてたら叩けば治ることもある」って。エェ〜???叩くのぉ〜???
もちろん叩いて治ったとしても後で交換するって意味ですけど,とりあえず動かせれば主治医のとこへ持ち込むことも出来ますけど,なんてったって今は不動車ですからねぇMyTAHOE

でも,M.D.I破損という事実を前に考えれば,クランクセンサーが原因である可能性極めて薄いはず。となれば後はイグニッションコイルかそれをコントロールするモジュールしかありません。
そこで考えました。悩みました。主治医は今忙しいので自力で頑張れって言うし,アメ車専門店に持ち込もうとすれば積載車に載せてゆくはめになります。それじゃあ工賃と定価の部品代合わせて幾らかかるかわかりません。

決めました私。博打なんてしませんが,今回は博打を打ちます。
コイル交換行きま〜す!

んで,黄色く写ってるのが交換予定のコイルです。TAHOE君はダイレクトイグニッションじゃないので一個だけです。

IgnitionCoil
そうこうしてたら届きましたよコイルが。暫くM.D.Iなしになりそうですし,高出力じゃない分,耐久性はあるのかなぁと考えて今回はACDelco純正品です。

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