文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


またエンジンがかかりません

ちっとも役に立たないボロ営業車は,このところ機関絶好調でブログのネタがなかったんですが,久しぶりにプチ故障してネタを提供してくれました(笑)。

プチといっても,壊れた部品が小さいだけで,外出先でエンジンがかからない=エンコ→積載車での搬送→高額な修理費用,という最悪のシナリオもありえる状況でした。

近くのスーパーに買い物に行った帰りのことです。
駐車場でエンジンをかけようとしてもスターター(セルモーターとも言いますね)がウンともスンともいいません(笑)。

バッテリー充電量は十分,電圧異常なし,でもスターターが回る気配なしです。最近一番心配しているスターターの故障というより,スターターに電気がまったく行ってない感じです。

じゃあFUSE切れかな?

とにかく電気系統に違いないと思いながらもう一度キーを捻ると,何事もなかったように一発でエンジンがかかりました。助かったぁ〜エンコにならなくて。アイドリングも良好,吹き上がりも異常なし,帰り道で色々考えました。

僅か10分の帰り道で答えは出ましたね。

キーを捻ってもスターターは確かに回らなかった
暫くして何事もなくスターターはいつもどおり回ってエンジンがかかった

結果的にエンジンがかかったということは,絶対にFUSE切れではない。
音や回り方からみて,スターター自体の故障の可能性は低い。
イグニッションONにした直後はスターターへの電力供給が出来ず,暫くすると回復した。

こうなるとスターターリレー(Starter Relay)しか考えられません。

運よくエンジンがかかって帰れたからよかったものの,3cm角程度の小さなリレーの故障でも,その場で復旧出来なければ積載車に乗せるはめになりますから,早急に手を打たなければなりません。

普通ならリレーを手配して新品に交換という修理方法なんでしょうが,翌日に「3000人の吹奏楽」を控えた土曜日です。部品を手配する時間もありませんし,妙なアメリカ製の部品だったり仕様が国産車と異なっていたら入手に時間がかかる可能性大です。

ここは仕方ありません。
リレー修理の経験なんてありませんし,開けてみたこともありませんが,バラして修理するしかなさそうですね。

外観はこんな感じです。OMRONってあの日本のオムロンですよね?少し安心?
Relay1

でも,MADE IN CANADAの文字が見えます。一瞬CHINAかと思いましたよ(笑)。
Relay2

中身はこんな感じです。
Relay3

イグニッションONで弱い電流が流れて,バッテリーからスターターへの回路を接続し,キーを捻るとスターターへ直接大きな電流を供給するものです。
写真ではわかりにくいですが,中央部に接点があって,イグニッションONで端子が上に動いて回路を接続する仕組みのようです。

見た目には錆びているわけでもありませんし綺麗なものですが,まずは大量のパーツクリーナーを吹いてお掃除です。十分に乾いてから接点復活剤を少量吹いてみます。最後にマイナスドライバーの先で端子をこじって接点の間隔を狭めるようにしてみました。

修理内容は以上です。
これで修理になったのかな?見た目には何の変化もありません(苦笑)。
後は運を天に祈りながらテストです。

見事一発でスターターは回りました。始動性もいつもと同じで異常なしです。実に良好です。

治ってよかったぁ〜!

でも,いつまた同じ症状が再発するかわかりませんし,11年モノのスターターだっていつ壊れても不思議ではありませんから,近いうちにリレーと一緒に部品を手配しないといけませんね。

他にも大きな電力を必要とするエアコンや燃料ポンプ,ヘッドライトにクラクションなど,結構な数のリレーが車には使われてますので,特にエンコに直結しそうな燃料ポンプリレーなどは,前もって交換しておいたほうがよさそうですね。

今回のプチ故障は,出先でのスターター故障という最悪の事態を疑似体験できたようで,ちょっと嬉しいというかラッキーというか,何だか得したような気分なんですよね,変ですけど。

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