文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


愛のかたち

「恋しい」とか「愛しい」とか,あるいは「尊敬してる」とか「役に立ちたい」「力になりたい」とか,胸に秘めたる想いを形にする努力,想いを届けようとする努力,それこそが「愛」なんだと思う。

恋人や夫婦が,互いの誕生日や何かの記念日にプレゼントを贈ることだってそう。普段中々伝えられない想いを形にすることで,目には見えない想いを相手に伝えようとしているから。だから,形や証しを求めることはとても自然なことだと思う。

確かに「愛」に形はない。人それぞれだと思う。

だけど,形がないからこそ,想いを解かりやすく相手に伝える努力が大事なんだと思う。

「愛=形にする努力」の先に,誤解でも勘違いでも思い過ごしでもなく,真の「理解」が得られるんだと,私は思う。

人は,姿を見ただけでその人の内面を感じたり察したりする。あるいはその人が発した言葉や残した文字からも,その言葉に続く言葉や裏に秘められた想いを感じたりもする。

でも,感じることは出来ても,察することは出来ても,人の心を直接覗いて見るなんて出来ないから,本当にその人の内面をそのまま捉えているとは限らない。

だから,形にする努力もせずに,「察して欲しい」とか「理解して欲しい」なんて傲慢なエゴでしかない。本当に自分を理解して欲しいのなら,解かりやすく伝える努力が必要だ。

愛の形は人それぞれだけど,愛を形にしないことは,愛がないと思われても仕方ない。胸の中にあるだけじゃ誰にも見えない。見えなければないのも同然だ。

愛に形がないからこそ,カタチにすることが大事なんだ。

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