文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


個人事業を廃業し会社員になりました。

令和3年10月1日をもちまして,個人事業(屋号:ゲンストラクチャー)を廃業し,建築構造設計事務所の構造解析室所属の会社員となりました。
これまでここを訪ねてくださったすべての方に感謝とお礼を申し上げます。

長年に亙るご厚情に心より感謝申し上げます。

誠にありがとうございます。

待ちが長くて辛い

年始に二棟の免震案件が延期になった。一棟は夏頃まで延期になり,もう一棟は事業計画が頓挫したと言ったほうがよい。

他の案件の話しもあるんだが,某メーカーさんはわざわざ事務所に来て「免震案件が複数あります。またお願いします」と言うし,大阪の師匠も「近々制震案件が決まるから手伝え」と仰る。

でも「近々」っていつ頃なんだろうね。GWもお盆の頃でも建築業界のスパンで言えば近々だしね。

個人の時間軸で言えば,そんなに待ってたら干上がっちゃうよ。

構造屋としての施主への説明責任

極めて稀に起こる地震では,梁という梁はすべて折れて曲がり,財産の保全など望むべくもなく,辛うじて倒壊を免れ人命を守れるだけという現実を,施主に伝えて合意の上で設計している構造屋はいるだろうか。

構造屋が施主に現実を語らないから,耐震安全性の高い建物が増えないんだと思う。

「極めて稀に起こる地震に遭遇すると,この建物は修復可能な状態を超えて大きな損傷を受けます。しかし倒壊だけは免れるよう設計してあるので,建物という不動産資産の保全は叶いませんが,人が死ぬことはまずないはずです」と言えるかね?

本来なら構造屋には伝える責務があるはず。

ふと思い出した

かれこれ15年くらい前になるが,ある大学教授の研究の手伝いで,コンクリートや鉄筋の強度,かぶり厚その他のばらつきを考慮して,梁降伏形の崩壊メカニズムを保証するにはどの程度の柱梁耐力比が必要かを試算した結果は、1.5倍程度というものだった。

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仕事初めは6日から

新年あけましておめでとうございます。

誠に勝手ながらGenSの2015年は1月6日から始業いたします。

悪しからずご了承願います。

“必要だったか?”という視点から考えてみる

20万人もの婦女子を周りの男どもに悟られることなく強制連行するこが可能だったか?という視点で考えてみたが,到底不可能だったという結論に至るほかない。

今度は“必要だったか?”という視点から考えてみよう。

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ヨシムラスズキGS1000R

80年の鈴鹿八耐で,グレーム・クロスビー&ウエス・クーリー組が駆って優勝したあの12号車を,GS1200SSをベースに現代の技術で蘇らせたい!

私と同じように憧れる人が結構いることや,レプリカパーツを販売する店もあることを知った。

カウルやシートで形を模せば,それだけで雰囲気は出る。そこは1200SSにしかできないベース車両の秀逸なところ。細部のパーツは当時物に拘らず,現代の技術を駆使した最新部品で行こう!

そんな経済的余裕なんてまったくないけど,17歳の私との遠い約束が五十歳になった私の心を躍らせる。

考えるだけでワクワクする!

初めてシェアウェアの代金が振り込まれた!(嬉)

友人が義理で振り込んでくれたことは一度あったけど,知らない方からはこれが初めて。

累計5百回近くのダウンロードがあるのに,これまで一度もなかったのは,それが私への評価だと思って受け止めてきた。だけど,こうしてシェウェアとして認識いただいて,千円程度の価値はあると思っていただけたことが素直に嬉しい。

暫くここは放置プレイだったけど,またここに様々な想いを記してみようと思う。

ブログ更新する気力がありません

毎日のように訪れてくださる方もいらっしゃるのに,どうにもブログ更新する気になれません。その理由は自分では明白なんですが,ここには何も記せません。

例えば,本当の胸の内なんて,誰も何処にも吐き出せません。決して正しいことだけして生きてきたわけではありません。大勢の方の目に触れるこの場に書けないことだって沢山あります。

大きな声で叫びたくなるような想いもあります。

もし吐き出せば,皆様がドン引きして二度とここを訪ねてくださらなくなるようなことも…。

だから,気力が戻るまでお休みします。

今は何も言えない。。。

ここを,毎日のように訪れてくださる方がいるけど,今は何も言えない。言いたくない。

Twitterにも何も呟きたくない。

暫くは何も考えずに,目の前にある仕事に向かって先のことは考えたくない。
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